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●自生地の高度●

レストレピア属は、主にパナマからボリビアにかけて、アンデスの雲霧林を中心に自生しています。
高度4000mまでの雲霧林に自生している種類もあれば、高度1500m以下の熱帯雨林や、さらに低地に自生している種類もあるようです。高度差によって、温度はもちろん、年間を通じて比較的環境が安定している場合や、逆に雨季乾季などの変化がある場合など、その生息地によって年間を通してのライフサイクルにも差異があるかもしれません。

同じ栽培条件下でも、年間を通して生育の旺盛なものや、逆に新芽や花芽の動きに季節性を感じさせるものが観察できます。

株の健康状態にもよるので、一概には言えませんが、もしこれが、生息環境の違いによるものでもあれば、自生地の環境を推察する事で、その株にあった栽培条件の一つを満たすことができるかもしれません。




○種名別自生地高度○

Restrepia kunth (レストレピア属) 同種異名 自生地  高度
aberrans (アベランス) - パナマ  350m
antennifera (アンテニフェラ) antennifera subsp.hemsleyana antennifera subsp.klabochorum エクアドル・コロンビア・ベネズエラ 1500-3500m
aristulifera (アリストリフェラ) - コロンビア・ベネズエラ 1800-2700m
aspasicensis (アスパシセンシス) dentata; aspacisencium; コロンビア 1800m
brachypus (ブラキパス) antennifera subsp.striata エクアドル・コロンビア・ベネズエラ・ ボリビア 1500-3000m
chameleon (カメレオン) - コロンビア 2500m
chocoensis (チョコエンシス) - コロンビア 1800-2000m
chrysoglossa (チョリソグロッサ) - コロンビア 2100m
citrina (シトリナ) - コロンビア 2600m
cloesii (クロエシー) - ペルー -
condorensis (コンドレンシス) - エクアドル 1500m
contorta (コントルタ) maculata; punctulata; pardina; ecuadorensis; caucana; apiculata; ペルー・エクアドル・コロンビア・ベネズエラ 1200-3000m
cuprea (クプレア) - コロンビア 1700m
cymbula (シンブラ) - エクアドル -
dodosonii (ドドソニー) - エクアドル 1200-1800m
echinata (エキナータ) - コロンビア・ペルー 1700-2500
echo (エコー) - コロンビア 2000m
elegans (エレガンス) erythroxantha; leopardina; leopardina var.rosea; antennifera subsp.erythroxantha; ベネズエラ・コロンビア 1300-2800m
ephippium (エフィッピュウム) - エクアドル 1200-1800m
escobariana (エスコバリアナ) - コロンビア 2000m
falkenbergii (ファルケンベルギー) - コロンビア 1000-2000m
flosculata (フロスクラータ) flosculata ver.pallens; flosculata ver.picta; flosculata subsp.Picta コロンビア 800-1800m
guttulata (グッチュラータ) robledorum; maculata subsp.Robledorum; ペルー・エクアドル・コロンビア・ベネズエラ 1700-4500m
hartmanii (ハートマニー) - エクアドル 1800m
howei (ハーウェイ)   エクアドル 1800m
iris (イリス) pulchella; エクアドル 1500-2500m
jesupiana (ジャスピアナ) - ベネズエラ 2000-2800m
lankesteri (ランケステリー) - コスタリカ 1500-1700m
lansbergii (ランスベルギー) - ペルー・エクアドル・ベネズエラ 700-1500m
limbata (リンバタ) - コロンビア 1800-2200m
mendozae (メンドザエ) - エクアドル 1500m
metae (メタエ) - コロンビア 550m
mohrrii (モーリー) - ペルー 1400-2000m
muscifera (ムシフェラ) lansbergii; xanthophtalma; dayana; shuttleworthii; powellii; tonduzii; muscifera subsp.Shuttlewortii; ペルー・メキシコ・コロンビア 300-2500m
nittiorhyncha (ニッティオリンカ) schlimii; コロンビア 2000-3500m
pandurata (パンデュラータ) - コロンビア -
pelyx (ぺリックス) - コロンビア 2000-2700m
persicina (パーシシナ)   エクアドル 1500m
piperitosa (フィぺリトーサ) - ペルー -
portillae (ポルティラエ) - 1500m
purpurea (パープレア) - コロンビア 1600m
radulifera (ラデュリフェラ) - ベネズエラ 2500m
renzii (レンジー) - ベネズエラ 2400-2500m
roseola (ロゼオラ) - ベネズエラ 1300m
sanguinea (サンギネア) antioquiensis; コロンビア 1000-2500m
schizosepala (スキゾセパラ) - エクアドル -
seketii (セケティー) - コロンビア -
tabeae (タバエ) - コロンビア 2000m
teaguei (ティグエイ) - エクアドル 1500-1600m
trichoglossa (トリコグロッサ) trichoglottis; leontoglossa; serrilabia; angustilabia; subserrata;filamentosa; antennifera subsp.leontoglossa; brachypus subsp.serrilabia; angustilabia subsp.subserrata; メキシコ・パナマ・コロンビア・ペルー 300-2400m
tsubotae (ツボタエ) - コロンビア 600m
vasquezii (バスクエジー) - ボリビア 1800-2100m
wageneri (ワグネリー) lansbergii ver.wageneri ベネズエラ 1200m


 種類によって自生地の標高にかなりのばらつきが見られるようです。また同一種類でも例えばトリコグロッサなど強健種は、高度350m〜2400mとかなりの適応力があるように感じます。クールオーキッドと言えばアンデスの雲霧林を連想しますが、高度1500m〜1000m以下になると、雲霧林は熱帯雨林へと移っていき、温度も高くなります。

また、標高が高いものほど暑さに弱いという単純な図式があてはまらないケースもあります。


自生地の高度差による分類 高度 昼温  夜温
warm=高温種(低地種)  300-1500m 22-27℃  15-18℃
intermediate=中温種(中間地種) 1500-2500m 20-25℃  12-15℃
cool=低温種(高地種) 2500-4000m 15-20℃  9-12℃






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◆レストレピア栽培記録・南米高地原産の不思議な蘭の花◆